工場や病院・研究所などVOC(揮発性有機化合物)の発生する場所での使用、シックハウスや化学物質過敏症(CS)対策に向けて、空気清浄機の研究・開発しています。 反応器には吸着剤と酸化チタンを組み合わせた新開発の光触媒リアクターコアを搭載しており、活性炭に引きつけられたVOCを特殊酸化チタンで効率よく分解することでVOC濃度を限りなくゼロに近づけることができます。
強力紫外線殺菌灯(UV-C)
この空気清浄機は紫外線の中でも菌やウイルスに対して最も効果的である波長254nm(UV-C)が発生する殺菌ランプを搭載しています。UV-Cの波長は遺伝子に損傷を与え、ウイルスや細菌等にも有効と考えられています。 コロナウイルスの問題と共に問合せが増えており、
こちら で詳しく説明しております。
VOC性能データ
九州大学白石研究室との長年の共同研究により、VOC分解に適した光触媒構造を確立し、一般の空気清浄機では分解の難しい低濃度(1ppm以下)のVOCを分解することに成功しました。例えば、ホルムアルデヒドの場合、厚生労働省の定める室内濃度指針値の0.08ppm以下まで短時間で低下させることが可能です。 下図は、アイクォークの空気浄化装置と他社の光触媒空気清浄機の性能を比較したものです。(試験は九州大学白石研究室にて)
ウイルス・細菌、悪臭ガスにも効果を発揮
秘密は光触媒と環状路構造
空気清浄機の問題点を解決
光触媒は紫外線があたることによって力を発揮しますが、ほとんどの空気浄化装置が平板型の 光触媒層(フィルターや穿孔のある板)を使用してきたため、反応効率が高くありませんでした。 これに対してアイクォークの空気浄化装置の反応場は、管状路構造のため内壁全体に均一で強度 の高い紫外線が照射され、光触媒全体で分解反応が起こります。
一見、紫外線が照射されているようだが、強度が足りないため反応が起こりにくい。
強度の高い光が光触媒全体に当たっているため効率よく反応が起こっている。
分解の遅い反応場があり、ガスの種類によっては有害な中間物質が発生しやすい。
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